鉈落 美也子
野原をのびのびと駆け回るウサギが特徴的な鉈落さんの作品。
まるで絵本を切り取ったような、ほっこりとする作品です。手に取ると思わず笑みがこぼれてしまうような愛らしさがお皿いっぱいに広がっています。
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鉈落 美也子
なたおち みやこ
神奈川県で作陶されている鉈落さん。
幼い頃から絵を描くことが好きで、高校生の頃に美術の道へ進むことを決意し、東京藝術大学工芸科で陶芸を学ばれました。
卒業後は美術教員として勤務する傍ら、制作活動を続けられました。
作品づくりは、まずタイトルを決め、その作品に込める物語を思い描いてから絵柄を描いていくという独自の制作スタイルです。
鉈落さんの作品を象徴するモチーフといえば、愛らしいうさぎ。
数年前からうさぎと暮らし始めたことをきっかけに作品へ描かれるようになりました。
可愛らしさの中にも甘くなりすぎない表現を大切にし、長く愛用できる器を目指して制作されています。
オーバル皿は、粘土をひも状にして積み重ねながら形をつくる「紐づくり」で制作されています。手仕事ならではのやわらかな輪郭や、どこか温もりを感じるフォルムは、この技法だからこそ。
鉈落さんの作品にはすべて、表面を削り出す「掻き落とし」の技法が施されています。そのひと手間によって生まれるやわらかな陰影が、器全体に奥行きと豊かな表情を与えています。
繊細な線一本一本にも手仕事の温もりが感じられ、まるで絵本の挿絵のような世界観を楽しめるのも魅力です。
