透器 鉢 B
お取り扱い方法
【うつわをご使用する前に】
陶器は吸水しやすい状態になっています。
ご使用する前には、水に一晩漬けてからお使いいただくことをお勧めします。
【お手入れについて】
普段のお手入れは、スポンジと食器用洗剤で水洗いし、よく流してください。
洗った後は、しっかり乾燥させることが大切です。
*長時間のつけおき洗いは避けてください。
吸水性の高い陶器は、素地が汚れを吸ってカビやシミの原因になってしまいます。
ご使用にあたって
- 素材 陶器
- 口径 約14cm
- 高さ 約6.5cm
- 目止め 必要
- 電子レンジ 使用不可
- 食洗器 使用不可
- オーブン 使用不可
- 直火 使用不可
形、ゆがみ具合、風合い、色味など画像では鮮明に見えにくい部分もございます。
こちらの作品は、作家の手によってひとつひとつ作られた手仕事品であることをあらかじめご了承ください。
材料の土の中の鉄分が、焼成時に酸化することによって発生する鉄粉(黒い点)が表れている部分がございます。
また、小さな凹み(ピンホール)が見られる場合がございますが、焼成工程で自然にできる現象であり、不良品ではございません。
味わいのひとつとしてお楽しみください。
その他詳細につきましては、お取り扱い方法をご参照ください。
繊細な彫りとやわらかい造形が目を惹く透器
波打つフチと大きく施された透かしの模様が印象的なこちらの透器鉢。
通り抜けた光によって映し出された影は、それもまた一つの作品として、華やかさと奥行を添えてくれます。
透かし模様を施すことによって、制作過程での失敗のリスクが高まるにもかかわらず、一貫して続けておられるこちらの作風は、一時期グラフィックに興味のあった小野さんならではの強いこだわりによるものです。
線や図形的な要素を器に取り入れることで、造形的な美しさとグラフィカルな洗練さが共存する、小野さん独自の世界観が生まれています。
季節の果物はもちろん、お浸しや海苔巻きなどの何気ない日々のお料理も盛り付けるだけで、ゆるやかな緊張感を与え、品良く格上げしてくれます。
季節の実りをそっと添えてインテリアとしても。
空間に特別感を与えてくれるうつわです。
波打つフチと大きく施された透かしの模様が印象的なこちらの透器鉢。
通り抜けた光によって映し出された影は、それもまた一つの作品として、華やかさと奥行を添えてくれます。
透かし模様を施すことによって、制作過程での失敗のリスクが高まるにもかかわらず、一貫して続けておられるこちらの作風は、一時期グラフィックに興味のあった小野さんならではの強いこだわりによるものです。
線や図形的な要素を器に取り入れることで、造形的な美しさとグラフィカルな洗練さが共存する、小野さん独自の世界観が生まれています。
季節の果物はもちろん、お浸しや海苔巻きなどの何気ない日々のお料理も盛り付けるだけで、ゆるやかな緊張感を与え、品良く格上げしてくれます。
季節の実りをそっと添えてインテリアとしても。
空間に特別感を与えてくれるうつわです。
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小野 美穂
埼玉県で作陶されている小野美穂さん。
元々はデザインの勉強しようと考えていたそうですが、一人で制作のすべてを完結できること、自分の作品を展示やクラフトイベントなどで、直接お客様へ届けられる機会が多いことに魅力を感じ、大学で工芸コースへ、陶芸の道へと進まれました。
金属や染色など様々な素材に触れた中で、粘土の質感と焼成によって表情が変化する陶素材に強く惹かれたといいます。
小野さんの作品は、何といっても、ひと際高い集中力を要する透かし彫りが特徴です。
大学入学前はグラフィックに関心があった小野さんは「うつわに線で何かを表現できないか」と模索する中で次第に素地そのものに透かしを施していくように。
透かし模様がもたらす陰影の美しさやフォルムに魅せられ、学生時代から一貫してこの表現を続けられています。
大学卒業後は、オブジェなどの大型作品にも取り組まれておりましたが、より生活に寄り添うものを作りたいとの思いから、2019年頃よりうつわの制作を中心に活動しておられます。
細やかで多彩な彫りと、愛らしさを秘めた佇まい。ふと目にするたび、そっと心を弾ませてくれます。
影さえも美しく映える特別感のあるうつわです。
