
水谷 和音
みずたに かずね
熊本県八千代市ご出身の水谷和音さん。
幼い頃からものづくりが好きで、工芸とガラスに興味を抱き、大分県立芸術短期大学へ進学されました。
卒業から一年後、本格的に陶芸を学び直したいという思いから、同じく熊本県出身で熊本で作陶していらっしゃる余宮隆さんの元に弟子入りし、3年間師事。
作品作りだけでなく、土と真摯に向き合う姿勢を学ばれました。
陶芸家としての基礎をしっかりと築かれた後、地元・八千代市にて独立。現在はご自身の工房にて制作を続けていらっしゃいます。
水谷さんの作品は、どれもやわらかい印象を纏いながらも、丁寧な手仕事と考え抜かれたフォルムが生み出す凛とした佇まいが魅力です。
「料理が主役だと思っているので、盛り付けた様子や使用感を想像しながら作っています」そう話す水谷さんのうつわは、盛り付けた料理をふんわりと引き立て、美しく見せてくれます。
天草の磁器土で作られているため、扱いやすく、日常使いはもちろん、少し手間をかけた食事やおもてなしの場にもぴったり。場面を選ばず使える、頼もしい存在です。