樋口 真紀

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樋口 真紀

ひぐち まき

子供のころから絵を描くことが好きで、白い紙を見つけては夢中で絵を描いていたという樋口さん。
子供向けのお絵描き教室に通ったり、学生時代は美術部に所属するなど、長年にわたり絵とともに生活してきました。 

陶芸の道へ進まれたのは、美術大学で陶芸を専攻されたことがきっかけです。

「工芸にはさまざまな分野がありますが、陶芸はハンマーやのこぎりを使わず、自分の手で形を作ることができます。また、“完成”のタイミングが窯で焼くという、自分の手を離れたところに委ねる点にもスリルと魅力を感じます。」と語るその言葉から、創造への強い想いが伝わってきます。

可愛らしさの中に渋みを感じられる、見れば見るほど奥深さが増すその作風は12年という長い期間、本橋勤氏(人間国宝:田村耕一の弟子)に師事されたご経験があってこそ。
日本の伝統工芸や美術を広い視点からしっかりと学び、吸収し、それらを自らの作品へと昇華されています。 

また、「食の器」「工芸品」としての在り方を大切にし、素地づくりから焼成に至るまで、すべての工程に自ら携わることを意識して作陶されています。

信楽の陶土と磁器土をブレンドして作られた樋口さんの作品は、土もののあたたかみと、磁器ならではの滑らかさを併せ持ち、手に取った時の安心感と使い心地の良さが魅力です。

「日常の器として、お客様の毎日の食卓に登場出来たら嬉しいです。」